宮田動物病院 日記

2014年10月10日 金曜日

ノミ取りの落とし穴

 

結構あります。完全室内飼いなのに気づいたらノミがたくさん...


忘れもしない大学4年生のある日、窓辺のお気に入りの場所がザラザラしているので外の砂埃でも入っているのだろうと思っていたら甘かった。よく見るとカールした黒っぽいブツブツを発見。本人を捕まえて確認したところ、毛の間から大量の黒いブツブツと共にノミが飛び出してきました。そう、ブツブツの正体はノミの糞だったのです。
ノミ取りを垂らして、その後は部屋を大掃除。ところが支出をケチって千円の掃除機を買ったのがアダとなり、ノミの糞が一向に吸引されない!結局ちゃんとした掃除機を買いに行くハメになりました。
ここで私が失ったものは、その日の予定全部、大事な生活費、相棒(猫)との信頼関係。たかがノミ取りと侮るなかれ、なめてかかると動物の健康に悪影響が及ぶばかりか人間の生活にも思いもよらぬ影響を与えることを身をもって思い知りました。

 そんな思い出話はさておき、一体ノミはどこから侵入してきたのでしょう?この場合、侵入経路は大きく2つに分けられます。

【ベランダ】
 当院で遭遇するケースで最も多いのがこれ。1階だった場合、外猫がやって来た可能性あり。2階では可能性は低くはなりますが、団地などの集合住宅ではベランダ伝いに猫がやって来ることもあります。いずれにせよ外猫との接触がなくてもノミの卵などが落ちていることがあるので注意してください。またそれらが風に運ばれてくることもゼロではありません。
【玄関】
 外から飼い主が持ち込むケースです。芝生や草むらに入ったとき、外の猫と浮気をしてスリスリされたときは要注意!たたきの上をゴローンとされた日にはもう...

ではノミの侵入を防ぐにはどうしたらよいのか...極端なことを言えば外界との遮断。『締め切った部屋から猫を出さないで人間も外出を控える。』といった感じになりますので当然ながら現実的ではありません。結局いちばん現実的なのはノミ取り薬による予防と駆虫であると思います。
ノミ取りと言えば、強烈な匂いを放つ『ノミ取り首輪』が過去にはありました。今では液体の垂らすタイプが主流です。最近では錠剤タイプもありますので、選択の幅は広がりました。予防薬と掃除(ここ重要)をしっかりやっておけば生活環境を変えることなくノミがつくリスクを大幅に減らすことができます。
(ノミ取り薬については別の機会に取り上げたいと思います)

投稿者 宮田動物病院

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